4.リスクを抑えつつ、資産を増やすために

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(2)期間を決めて、勝てるときだけ投じる

極力ポジションを取らない、と言いましたが、逆に言えば、

 

「自分の狙ったリターンを狙える銘柄が、最適なタイミング(リターンを狙え、自分の仮説に基づいた売買タイミング)になったタイミングのみで売買する」のです。

 

 

この時に大事なことは、期間とリターンの目安、目標を決めてしまうことです。

 

長期と短期のトレンドラインにもとづき、自分のエントリーするタイミングについてルールを作り、それに応じた銘柄についてだけ、ポジションをとる。

 

ただし、いくらこのルールに基づいているからといって、そもそも変動幅の小さい銘柄ではリターンを狙えません。値動きの見込める銘柄でないといけません。未来は予測しにくいですが、過去の値動きから、ある程度値動きのある銘柄を狙います。

 

もちろん、上級者になれば、今後大きく化ける銘柄などを超最新の情報に基づいて購入するなどの方法をとる人もいます。が、そんな情報などはなかなか巡り合いません。ずっとパソコンに張り付いて、情報収集に明け暮れていれば違うのかもしれませんが、それでも真贋見極められる力が要りますし、相当な情報ソースが必要です。

 

そういう自信のない方は、まずは値動きのある銘柄を狙うべきだと思います。

 

そして、いくら値動きがあるといっても、ものすごく長い期間がないと値動きが大きくならない銘柄は、選ぶべきではないと思います。

 

時間は効率そのものです。

2年かけて13%増えそうな銘柄と3か月あれば13%増えそうな銘柄、あなたならどちらを選びますか?

そういうことです。どうせならば、短い期間でリターンを狙う。そういう銘柄であるかどうか、しっかり見定めましょう。

 

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