まず、日本市場は大変強い・・・。
ここ最近の日経平均の日中の動きを整理すると、陽線引け(朝の開始時より終わりの値段が高く終わること)を価値とすれば4連勝、僅差の一敗、そして3連勝。
朝一に買いを入れれば、終了時にほぼ利益が出ている。(笑)
コロナ後の楽観論というより、とりあえず元に戻る、戻すという意思が働いているかのよう。
欧州はまちまち。
アメリカ時間、日本時間を受けての時間帯は、これまた緩やかにほぼ上昇の時間。
アメリカ時間はすでに暴落以前の6割戻しの状況に。
もともとは大統領選手前までは、金融政策などから何が何でも上げる、上がるという相場であった。
そこから単純に経済が維持されれば、本来の上昇路線をたどるはずなのだが。
今の相場は需給相場ではなく、経済の状況に順応している相場でもないことは注意しておくべき。
本当に気色悪い・・・。
急速な相場回復を果たしてはいるけれど、相応の戻し水準にまで回復し、25週移動平均線近くまで戻している状況。
需給バランスに基づいて言えば、ここからの需給環境は非常に悪い。
アメリカの消費と雇用の悪化は当面避けられず、悪化の兆しすらある。
日本における第二波の出現。6月に二度目の不渡りを出す会社は多くあるとみる。
経済活動とコロナを共存させる段階にはいったはずだが、暴落のきっかけはすでに露出し始めている。
市場はいつかは需給に基づく。
需給は、ほどなくかなり悪化する。
それだけは肝に銘じて、見ていきたい。
上値を追うなら、日本時間日中の押し目狙いの超短期で。
次の対局判断はこの週末にみていきたい。
それまでは焦る必要なし。
By fp-max