自分の投資をアウトプットすることの大切さ

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本日の日経平均(先物)は、ボックスレンジ(22900~22500)の取引で進んでいる。

日中は、22900付近から始まったが、ほどなく下落、一時は22500に到達。

しかしながら、ここで反発し、日中取引では、その真ん中である22700台で終了。

 

ここ数日、約400幅のレンジ内で激しく上下に動くというナーバスな動きとなっており、このボックスレンジ全体が上昇する形で進んできた。

 

2~3週のトレンド、2~3か月のトレンドともに緩やかに上昇である。

結果として一番効率よくリターンを得るのは、ボックス端での逆張りで日計りのトレードとなっている。

逆にいえば、それだけ保有期間の短い取引であり、一般には上昇の最終局面でよくみられる形。

 

ただし、決めつけは危険で、このボックスレンジをどちらに放たれるかで、今後のトレンドが現れるという見通しは変わっていない。

 

このような相場で、大事なことは、トレンド、自分の見立てを、紙に描き出し、自分がエントリーしようとするときに、自分の見立てや方針とあっているか、確認することだ。

 

私も、仕事柄、相場や市況の解説をよくするが、一人の投資家としてチャートと向き合うとき、決して向きにならないためにも、今の見立て、そのトレンドが継続する条件(トレンドが成立しなくなる条件)を描き出し、ポジションを建てる前に、再度確認するようにしている。

 

ばからしいと思うかもしれないが、こうして自分の中で見定めたトレンドを明確にし、ポジションを建てる決めた方針を描き出すことで、冷静な判断を保つことができるのだ。

 

 

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