2~3週上昇トレンドは転換へ

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今日の東京市場は、10時半ごろから下落を開始、後場開始後かに若干戻す場面も見られましたが、結局下落。

日経平均株価はー652の22472.

日経平均先物6月物は22525で引けています。

それにしてもかなり衝撃的な下げでした。

財務省と内閣府が11日発表した4~6月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はマイナス47.6となった。リーマン・ショック後の2009年1~3月期(マイナス51.3)に次ぐ過去2番目の低水準で、マイナスは3四半期連続。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞が直撃し、製造業・非製造業ともに景況感が急速に悪化した。

今回の下げは、こうした発表を受けたものと思われますが、先週にアメリカが大きな上昇を見せていたなかでのこの下げは、上昇トレンドの終わりを示すことになるかもしれません。

少し前からこのサイトでは、上昇トレンドは維持されているが、急落への警戒をうたってきました。

アメリカでのウイルス感染拡大は、まだよい傾向を示しているとは言えません。それでも日本をはじめ、世界各国は経済活動再開を選択しました。

今回の発表は、今後世界各国の統計でも同様の指標が示される予告とも言えます。

それだけ、今回のウイルスが世界経済にあたる影響は大きくなり、長期化すると各企業とも見込んでいるということ。

これにより2~3週の上昇トレンドは消滅しました。

また、今日の欧州時間、アメリカ時間、そして明日の東京市場の流れによっては、上値圏でのボックスレンジ形成、もしくはマイナストレンド入りが見られることになりそう。

安値での仕掛け買いは控えたいです。

資金に余裕があれば戻したところの売り、そうでなければ2~3週の下降トレンドを確認した上での順張り売り。

よく見極めてポジションを建てたいですね。

やはり相場が動くときは、チャンスも大きくなります。

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